大変見苦しいものをお見せして申し訳ありません

もう年度末ですが,90日以上も更新をひとつもしなかったことに自分でも驚きました。それ以上に,自分のブログをもっと見直すべきだと思いました。一応,ちまちま過去の記事を直したりはしていたのですが,それも90日以上途絶えていました。私はブログを書く…

ゆるめいつよ、永遠に

5月になった。といっても,もう12日,黄金週間などとっくに過ぎた後だ。今年は祝日法の規定により5月6日・水曜日が3日前の憲法記念日の振替休日となり,GW の終わりが伸びたはずだった。しかし,何の実感もなく現在に至った。世界を騒がせている某ウイルスの…

だれ?らじ

Web ラジオの『だれ?らじ』(音泉,毎週火曜配信)が面白い。いや,前から面白かったのだが,平成末期からは特に面白くなったと感じる。ひとつの要因として,2019年に『だれ?らじ三連単』が始まった*1ことが考えられる。番組後半はリスナーも含めて悪口の…

ラジオネームは即興でつける

今年最初の記事で既に1月が終わっているとは,いやはや,時の流れは早いものですね。それまで私は日本海側にいたのですが,雪が全く降らないのはどうなっているのかという思いで今に至ります。近年はアニメを観ることがめっきり少なくなり,むしろ Web ラジ…

偽物の銀貨を当てろ・その2:偽物の重さがわからない場合

問題を解く前に改めて述べると,100枚の銀貨の中に偽物(本物と重さだけが異なる)が1枚混ざっていて,それを天秤だけを使って当てるというものでした。ただし,天秤は5回までしか使うことができません。 前回は,偽物の銀貨が本物より重いことがわかってい…

偽物の銀貨を当てろ・その1

12月になりました。これ以上書くこともないので,ひとつの古典的な数理パズルを解いてみましょう。 問題 偽金造りの罪で死刑判決を受けた金物職人・ツリメデスは,今まさに死刑台に登っていた。城下に設けられた死刑台には王も見物に訪れている。ツリメデス…

文化の日だから文化的なことを書こう

前の記事を書いたのは9月1日,防災の日,ついでに筆者の誕生日でした。だからといって防災関連の記事を書いたわけではなく,それよりお久しぶりです。本ブログを始めた頃には少なくとも隔週刊くらいの更新を考えていたのですが,今やこの通りで年2刊の biann…

9月1日が日曜日となる年の法則

9月1日が日曜日になるのは2013年以来のことです。日本の多くの地域の小・中学校では夏休みが1日伸びる,あるいは,8月に終わらなかった宿題の期限が1日伸びるというラッキーな年ですね。なぜ夏休みだというのに宿題があるのか,まことに不思議です。9月1日が…

覆水を盆に返す

「覆水盆に返らず」という有名な諺は,不可逆性の本質をついているように思います。その意味といえば「一度起きてしまったことは二度と元には戻らない」ということですが,それは単に不可逆性を言い換えたものに過ぎません。Wikipedia によれば,この諺は故…

改名しました。改名した。改名したぜ!

突然ですが,本ブログの名称を以下の通り変更しました。前:あざらしとペンギンの問題 後:あざらしとペンギンの問答最後の1文字を変えただけですね。理由はといえば,名前をつける時点で知っていたことではありますが,『ペンギンの問題』(コロコロコミッ…

ポスト萌え時代の英語とは

そんなもんは知らん。そもそも『ポスト萌え時代』とは何なのか?ポストモダンをもじっただけで,それ以上の意味はない,ということで特に意味はありません。タイトルはこの通りつまらないもじりですが,英語でいう技巧的なもじりは pun (可算名詞)というら…

元号を『平和』と書きそうになる

直前の元号が『平成』,替わって2週間ほどの今の元号が『令和』*1ということで,元号を書くときに前の1文字目『平』を書きかけることが時々ある。気づいたところで続いて今の2文字目が『和』なものだから,合わせて『平和』と書きそうになるという話である。…

平成最後のブログ更新になるかもしれない

今年で平成が終わるらしい。だから何だ,別に宇宙の時がそこまでで終わるわけではない,というところだが,そういえばそんな話もあった気がする。宇宙は置いといて日本という国で生活する以上は,瑣末なことと言うわけにはいかないのが問題だ。元号が変わる…

ななついろ☆ドロップアウト

この時期にドロップアウトとは穏やかじゃないですが、筆者一押しの4コマ漫画である『スロウスタート』のアニメは遅れもなく始まり、私だけ取り残されました。私事しか書かないブログですが、今年もよろしくお願いします。さて、今回のタイトルの由来である『…

今年ももう49日が過ぎた

今更ですが、今年初投稿です。アニメ『スロウスタート』もいつの間にか折り返していました。遅刻癖は昔からです。49は『あんハピ♪』に出てくるあの数字です。次の絵は深夜の一挙放送の前に3時間ほどもかかって描いたものです。林檎憎ければ iPad を割ろうと…

Leave Forever

少し前の話ですが、週末パスを使って旅をしていた途中でノート PC 用の AC アダプタを無くしました。新潟県柏崎市にあるネットカフェ*1で運良くファミリー個室*2が取れたので、天気には恵まれなかったけどこれはラッキーと思った矢先、充電のために荷物を取…

城の崎にて、あざらしを観てきた

Twitter の陰謀によって突如としてキビヤックにされたくろは先生が掘り起こされて新たな生を始められたということで、もうこれはイースターと言っても過言ではないですね!あざらしの卵を用意しなければ!とはいえ、聖遺物であった『アザラシック・ワールド…

帰宅第一

世はクソアヌス一色ですが告知です。前にも書きましたが、来週開催されるコミックマーケット89にて「帰宅部活動記録」合同誌『帰宅第一』が頒布されます。日および場所は1日目西れ09a「78Hz」、価格は1000円/部です。あざペンは「OTCの謎」という漫画を寄稿…

アクセルほど微分精度は加速していくよ!

今回のテーマは微分の計算です。やりたいことは、実数の範囲で定義されたなめらかな関数 と実数値 が与えられたとき、 の での微分係数 を求めることです。もし が初等関数の式として与えられているならば話は簡単です。 に微分公式を適用していけば必ず導関…

gnuplot で brainfuck のインタープリタを作った話

gnuplot とは関数のグラフや実験データをプロットするためのフリーソフトウェアの一つです。例えば,次のようなグラフを描くことができます。さて,gnuplot には作業を自動化するためにバッチファイルを読み込んで実行する機能があります。例えば,上のグラ…

ブログのデザイン

またまた今更ですが、ブログのデザインを変えてみました。最初は今まで使っていた公式デザインにちょろっと書き足せば済むと思ったのですが、それだけではどうにもうまく行きませんでした。筆者の要求は 背景を白に、リンクを青にしたい 見出しの下線を実線…

無料の帰宅部・後半

今更ですが、ニコニコ動画にて帰宅部活動記録が無料配信されています。前半の無料期間は既に終わっていて、23日からは後半の7〜12話(記録の二十一〜五十七)が無料になっています。57は素数。前半を観ていない、あるいは、前半で脱落したという人にこそ後半…

ありがとうくろは先生

この度、コミックマーケット89に向けて漫画・アニメ「帰宅部活動記録」(作:くろは)の合同同人誌を制作するプロジェクト(project968)が動き出しました。それに筆者 azapen6 も寄稿させて頂けることになりました。ジャンルは漫画です。ネタは今考えている…

割り算を使わずに割り算をする

妙なタイトルですが、今回は次のような問題を考えます。割り算を計算をするために電卓を使いたい。しかし、電卓を持ってきたところ、割り算のボタンが故障していて使えないことが判った。他のボタンは問題なく機能しているが、割り算だけは使えない。なんと…

割り算の計算量

足し算、引き算、掛け算と来たら、残る四則演算は割り算です。割り算においてこれまでと違うことは、何と言っても「割り切れない」場合が存在することでしょう。他の四則演算はすべて整数の範囲で閉じている*1のですが、整数同士の割り算では結果が整数とな…

Toom-Cook法:掛け算の数が減るカラクリ

今回は,Karatsuba法をダシにして,「高みの見物で構造が見えてくる」というお話をします。最初の高速乗算アルゴリズムであるKaratsuba法は,それだけ見ると天下り的に上手いことやって式を作ったように思えます。あるいは実際そうだったのかもしれません。…

掛け算の計算量

前回の足し算の計算量に続いて、今回は掛け算の計算量について見ることにします。掛け算(および割り算)において一つ重要なことは、筆算よりもオーダーの意味で(定数倍を超えて)速い計算方法が存在することです。一方で、足し算(および引き算)の場合は…

計算量とは

間に挟む形で「計算量」というものを扱う上での心構えなどについて書いておきます。 計算量とは 「計算量」とはその名の通り計算の難しさを測る何らかの数値のことです。あるいは計算にかかるコスト=資源の消費量と言ってもいいでしょう。つまり、ある問題…

オーダーのすゝめ

前回の計算量の議論の問題点として、数字の見方(基数)を自由に変えられるとした場合、計算量が一定しないことを最後に述べました。それは例えば計算量がCPUに依存するということであり、計算量を理論的に抽象化して議論する場合の妨げとなります。そこで、…

算術演算の計算量

気がつけば大晦日。明日はもう2014年です。このブログを始めて1年も過ぎました。記事が充実しないのは筆者の怠慢の致すところであります。久々の更新で一体何を書くのかといえば、大分放置していた計算量の定義です。誕生日のパラドックスを素因数分解に応用…